企業法務、IT法務のカクイ法律事務所

弁護士のご紹介

Attorney Profile

石井邦尚 ISHII, Kunihisa

写真:弁護士石井邦尚

カクイ法律事務所代表
第二東京弁護士会所属 登録番号:26928

略歴
〜企業を強く! 企業法務・IT法務の弁護士〜

 法はビジネスの共通言語であり、これからの企業の成長には法務力が不可欠です。
 17年目となった弁護士キャリアで培った経験・能力を活かし、企業法務、IT法務の分野を中心に、お客さまである企業の真の実力が100%、120%発揮されるように、ビジネス強化と企業の成長をサポートすることを強く意識しながらリーガルサービスを提供しています。また、米国留学経験を有しており、英語を必要とする案件にも対応します。

  1972年生まれ、東京出身
  1999年弁護士登録
  1997年東京大学法学部卒、2003年コロンビア大学ロースクール(LL.M.)卒
  著書に「ビジネスマンと法律実務家のためのIT法入門」(民事法研究会)など

 なお、弁護士ドットコムの「弁護士列伝」にインタビューが掲載されています。(※所属が取材当時の名称である「リーバマン法律事務所」となっていますが、2013年9月に現在の「カクイ法律事務所」に改称しました。)
 また、ブログ「企業法務の基本形!、IT法務の未来形!!(+弁護士石井邦尚の現在形・・・)」も是非ご覧ください。

プロフィール

人生の半分を「法を学び、使いながら」

 私が弁護士となって17年目になりました(2015年4月)。2年間の司法修習、大学での学習をあわせると、少し大袈裟ですが、人生の半分以上を「法を学び、使いながら」生きてきたことになります。
 よく「弁護士って、(いろいろな事件を扱ったりするので)大変だね、ストレス溜まるでしょ」と言われることがあります。確かに、ストレスを感じることも多いのですが、不思議と、この16年間、弁護士をやめたいと思ったことは一度もありませんでした。逆に、時々、ふとしたときに、「やっぱり自分はこの仕事が好きなんだな」と思うことがあります。こうなると、「法律バカ」なのかもしれません・・・
 私の業務の中核は、企業法務とIT法務です。国際的な知見を得るため、アメリカのロースクールにも留学して、これらの分野について学んできました。こう書くと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、10年来弁護士一人の事務所を経営してきましたので、お客さまは中堅企業、中小企業が中心です。フットワーク軽く、“お客さま密着”、“現場主義”を大切にしています。
 17年目というのは、まだ「ベテラン」と言われるほどの経験ではありませんが、16年間走り続けてきてそれなりの経験を積み上げてきたと自負しています。また、現在43歳、もう「若い」と言われる年齢ではありませんが、まだまだ体力・気力とも充実しています。これまでの経験を活かし、さらなる研鑽を積んで、皆さまのお役に立てるよう精一杯がんばります。

私が企業法務を志したきっかけ

 私は、弁護士となる前は、漠然と「どちらかというと企業法務を中心になるのだろうけど、でも、いろいろな分野を経験したい」という程度にしか自分の専門を決めていませんでした。弁護士となって、様々な企業経営者や企業で働く方々と接し、いっしょに仕事をさせていただくうちに、私は明確に企業のための法務を自分の仕事の中核にしようと考えるようになりました。
 様々な方々から影響を受けているのですが、私が弁護士となって間もないころ、特に私に影響を与えた案件を2つご紹介します(守秘義務に反しない範囲になるので、あまり具体的に書けないことをご容赦ください。)。

 一つ目は、弁護士になって1年くらいの頃に遭遇した倒産案件です。上場企業でしたが、創業家が強く、経営陣はいわゆるサラリーマン社長の方でした。当時はその業界自体が過剰な生産能力を抱えて低迷しており、経営状態が悪化する一方で、次第に相談が頻繁になってきました。私たちの目からはもう破産は避けられないという状況で、破産の申立書なども準備を進めていました。しかし、社長を中心とする経営陣の方々が一念発起して、民事再生を実現したのです。会社は清算するスキームでしたが、事業譲渡を行い、従業員の給与や退職金を確保し、可能な限り雇用も維持しました。経営陣の精力的な働きにより、関係者への影響が最小限に抑えられたのです。率直に言って、破産ではなく民事再生となっても、経営陣の方々の個人的なメリットは特にありません。それにも関わらず、本当にぎりぎりのところで、不可能と思われた民事再生を実現した経営陣の皆さんの強さは、まだ駆け出しのころの私にはある意味衝撃的ですらあり、強く心に残っています。

 もう一つは、弁護士1〜2年目ころに出会った、インターネット系のベンチャー企業です。インフラ系の新しいサービスを日本で実現した会社で、もしこの会社が登場しなければ、日本のインターネット環境は、何年も遅れをとっていたはずです。今では信じられないことですが、当時は企業や大学などを除けば、まだ電話回線でインターネットに接続したりしていて、常時接続といえばISDNの64kbps(多くの方はピンとこないでしょうが・・・)という時代でしたが、それを一変させたのです。最後は、残念ながら大きな企業に吸収されて終わりましたが、間違いなく、ブロードバンドによる常時接続環境が日本に普及し、日本のインターネット業界が発展する礎を作った会社の一つです。行政や大企業と、まさに「闘いながら」新しいサービスを切り開く経営陣、社員の皆さんの意欲と熱気から、私も大きな感銘を受けました。こうした人たちと間近に接することができた経験は、私の財産になっています。

 以上の2つの案件、一つは起業や新規事業という新たなものが生み出されるとき、もう一つはそれとは正反対の倒産という極限状態、両極端の場面での経験を通じて、企業の持つ社会的な意義の大きさや経営陣たち、企業人たちの「すごさ」を感じ、考えさせられました。他にもたくさんの素晴らしい方々と出会ってきており、そうした経験の一つ一つが、私が企業法務を中核とするという方向を選ぶことにつながりました。米国に留学したのも、ビジネス界では当然に英語が使われているのに、大手法律事務所を除くと、弁護士の中には英語案件を扱える人が少ないのはおかしい、企業法務を扱う以上は、英語で法務を扱うのに必要な水準の英語力と海外法務の知識を有するべきだと考えたことが動機の一つとなっています。
 企業は、働く人をはじめ多くの人の人生に影響を及ぼす存在、社会に大きな影響を及ぼし、時には社会を変える存在でもあり、ある意味人間くさいものでもあります。弁護士の存在意義(使命)は「基本的人権を擁護し、社会正義を実現すること」(弁護士法1条)にあります。企業の活動をサポートして、企業の健全な発展を通じて社会に貢献することが、私にとっての「基本的人権を擁護し、社会正義を実現すること」と考えています。

30年来のIT好きからIT法務に

 私がIT法務に力を入れることになったきっかけは、「好きだから」という、全く個人的な動機からです。
 実は、私のIT(コンピュータ)歴は、弁護士歴のさらに倍、30年以上に及びます。はじめてコンピュータというものの存在を知ったのは、小学校5〜6年生のときでした。当時は、CPUは8ビット、フロッピーディスクすら十分に普及しておらず、カセットテープから、“ぴ〜がが〜”という音を聞きながら10分くらいかけてプログラムを読み込むことも少なくありませんでした。
 大学生時代にインターネットを使い始めました。一般的には、Windows95の発売・普及がインターネットの普及に大きく貢献しましたが、私はWindows95発売の数年前から、マックを使い、モデムを電話回線に“ぴ〜がが〜”とつないでインターネットに接続していたのです。

 こんな私が、弁護士となってIT関連の法務に関心を持つのは、自然なことでした。
 しかも、私が弁護士になった1999年は、後に“ネットバブル”とも言われてしまいますが、渋谷が「ビットバレー」と呼ばれるなど、ネットブームの真っ盛りでした。先ほどお話ししたインフラ系ベンチャー企業の他にも、いろいろなネット関連の企業に接することができました(当時、私が所属していた法律事務所は、様々なネット系の企業の案件を取り扱っていました)。また、1999年は、コンピュータ2000年問題で大騒ぎになった年でもあり、弁護士1年目だった私も2000年問題に関する法的責任等について検討したりもしました。
 私は、コンピュータ好きの上、元々は数学や物理などの理系科目が得意でした。そんな私が、大学進学の際に、理系ではなく法学部を選び、弁護士となったのですが、結局、また別の形でコンピュータやITの世界に関わることになったというのは、不思議な感じがします。前の所属法律事務所がIT系の法務に比較的強い(余談ですが、昔、事務所にNeXTがあったというのです!!)ということを、実は私は知らずにその法律事務所に入ったのですが、大げさに言うと、これも何か運命的なものを感じています。
 しかも、30年前のおもちゃのようなコンピュータの時代と異なり、今では、ITはもはや「社会のインフラ」であり、いわゆるIT系企業ではなくても、ビジネスを展開する上でITと無縁ではいられなくなりました。コンピュータ、ITの発展により、図らずも、私が中心として扱っている「企業法務」と「IT法務」とは密接に結びついています。

 弁護士となった後、様々なIT関連の法務にたずさわると共に、アメリカ留学でもこの分野を学び、また法科大学院で講義を行ったり、書籍(「ビジネスマンと法律実務家のためのIT法入門」)を書いたりといった活動もしてきました。この分野は、半分、私のライフワークのようなものでもあるので、実務に力を入れるのはもちろんのこと、様々な研究などもしながら、楽しんでいきたいと思っています。

経歴

1997年 3月 東京大学法学部卒業

1999年 3月 司法修習修了(51期、実務修習地:函館)

同年  4月 第二東京弁護士会登録。新東京法律事務所勤務(~2004年7月)

       ※新東京法律事務所は、他の法律事務所との合併等を経て、主力メンバーは現在、

        TMI総合法律事務所とアンダーソン・毛利・友常法律事務所に所属しています。

2001年 4月 第二東京弁護士会・常議員(~2002年3月)

2003年 5月 コロンビア大学ロースクール卒業(LL.M.取得)
      会社法分野及びIT関連の法分野を中心に学ぶ。

同年  11月 ニューヨーク州司法試験合格(但し、同州弁護士としては未登録)

2004年 3月 日本弁護士連合会・法曹養成対策室嘱託(~2010年3月、2012年4月〜2014年3月)

同年  8月 リーバマン法律事務所(2013年9月「カクイ法律事務所」に改称)開設

2005年 2月 日弁連法務研究財団・認証評価事業部事務局次長(~2012年3月)

2010年 4月 大宮法科大学院 非常勤講師(〜2013年3月。担当科目:IT法、アメリカ法特殊問題)

2010年 6月 第二東京弁護士会・綱紀委員会委員

2012年 4月 日弁連法務研究財団・認証評価事業部事務局長(〜2014年3月)

2015年 6月 第二東京弁護士会・綱紀委員会副委員長(現職)

著作等

□ 「ビジネスマンと法律実務家のためのIT法入門」(民事法研究会・2011年)

□ 北川善太郎・斉藤博監修「知的財産権辞典」(三省堂・2001年)(一部項目を執筆)

□ 『動き始めた新法曹養成システム』(日弁連司法改革実現本部編「司法改革~市民のための司法をめざして」(日本評論社・2005年)

□ 「法科大学院初年度概括」(自由と正義・2005年6月号)

□ 「諸外国の選挙運動規制、政治資金規制」(自由と正義・2008年4月号)

□ 翻訳:ローレンス・レペタ著「闇を撃つ~Secrecy and the Future of America」(日本評論社・2006年)
 

インターネット記事等

□  中小企業ビジネス支援サイトJ-Net21「個人情報基礎知識〜これだけは押さえよう!個人情報に関わる基礎知識をケースに合わせて学べます。」を執筆(全15本)、監修(2014年2月)

□  中小企業ビジネス支援サイトJ-Net21の法律コラム「会社法務の基礎知識」を監修・執筆(2009年〜2014年3月)

□ 「弁護士列伝」にインタビュー掲載(2010年4月)。なお、当時は「リーバマン法律事務所」という事務所名でしたが、2013年9月に現在の「カクイ法律事務所」に改称しました。

□ CNET Japan「対談:デジタル著作権ってどうなってるの?(前編)」「対談:デジタル著作権ってどうなってるの?(後編)」(2008年12月、2009年2月)

□ 日経BP「BPnetスキルアップメール」に「『リーガルセンス』を備えたビジネスパーソン」を連載(計6回)(〜2007年9月)
 

メディア取材等

□ TBSテレビ「ひるおび!」からの年金情報流出問題についての電話取材に回答(コメントが放映。2015年6月8日)

□ TBSテレビ「いっぷく!」からの有害動画のネット配信・拡散等の問題についての電話取材に回答(コメントが放映。2015年2月5日)

□ 産経新聞朝刊(社会面)の記事「大阪駅前 撮り鉄仲間の写真400枚ばらまき 都心で騒動“演出” 一気にネット拡散」にコメント掲載(2014年9月23日)

□ 日経ヴェリタス340号(2014年9月14日号)の記事「ドラマ『七人の士』引き際誤ると会社の存続危うし」(55頁。事業承継などがテーマ)に取材協力

□ TBSテレビ「ひるおび!」に出演、ベネッセの個人情報流出問題についてコメント(2014年7月18日)

□ TBSテレビ「新・情報7DAYSニュースキャスター」で、ベネッセの個人情報流出問題について、個人情報保護法の観点から回答(インタビュー録画を放映。2014年7月12日)。
 この問題では、他のテレビ局等からも電話取材を受け、個人情報保護法や不正競争防止法などの観点から回答しています。

□ TBSテレビ「ひるおび!」で、ベネッセの個人情報流出問題について、個人情報保護の観点から回答(コメントを放映。2014年7月11日)

□ フジテレビ「とくダネ!」の『気軽に撮影も・・・“携帯”写真トラブルの真相を直撃!』というコーナーで、肖像権やプライバシーに関する法律問題に回答(2013年3月14日)

□ 日経ヴェリタス2012年9月23日号の記事「連載ドラマFPは見た! 自転車通勤でころばないために」に取材協力

□ 毎日新聞朝刊(一面)の記事「米グーグル:検索予測、差し止め命令 実名入力で中傷記事へ、プライバシー侵害認定」にコメント掲載(2012年3月25日)

□ 雑誌プレジデント2011年12月19日号の記事「捨印 簡単に押すと、目が飛び出るほどの損害が発生」、同誌2010年5月31日号の記事「世の中法律塾 会社の「角印」はどこに押すのが正解か? 実印と認印」、同誌2010年5月3日号の記事「世の中法律塾 押していい捨て印、押してはいけない捨て印 契約書の訂正」にコメント掲載
 

その他資格等

外国語:英語

2007年 初級シスアド試験合格

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